不登校・精神科・初体験7
クリスマスも近かった12月のある日。
私たちは自助グループを途中早退した。
同時に出ると怪しまれるので
時間差で、彼が先に私が後ででた。
いつも待ち合わせしてる公園で落ち合い、彼の車に乗った。
車を走らせる彼。
なぜか彼の顔がすっきりしているように見えた。
着いたのはラブホの駐車場だった。
かなり動揺して、いろいろ考えた。
でも、私は性への興味が強かったのでまんざらでもないかななんて思ってしまった。
彼が受付を済ませ、もらった鍵の部屋まで移動した。
彼が扉を開けた。
ああ、これがラブホなんだ。
ドラマに出てくるようなピンクい部屋ではなかったけど、目に入るもの全てが新鮮だった。
物珍しくて、化粧品のアメニティをカバンに入れた。